不眠症に鍼灸|広島県廿日市市の宮内鍼灸整骨院

「なかなか寝付けない」「眠りが浅く、すぐに目が覚める」「しっかり寝れた気がしない」こんな悩みを持っていませんか?

それは不眠症という睡眠障害かもしれません。

不眠症の症状・原因について

寝つきが悪い、一度寝ても直ぐに目が覚める、早朝に目が覚める、眠りが浅いのかしっかり眠れた気がしないなどの症状が続き困っている場合、不眠症が疑われますが、不眠症にもいろいろなケースがあります。

●いわゆる生理的な不眠症
ストレスや年齢によるもの、睡眠環境がよくないことが原因の場合などがあります。いったんは眠りにつくことが出来るから不眠症ではないんだけどと言われる方がいますが、下記のようなタイプに分かれます。
・入眠障害:眠りにつこうとしてもなかなか寝付けない
・中途覚醒:いったん眠りについても途中で何度も目が覚めてしまう
・早朝覚醒:朝早く目が覚めてしまい、寝付けなくなる
・熟眠障害:充分な時間眠っているはずなのに眠った気がしない、睡眠が浅い

●レストレスレッグス症候群(むずむず脚症候群)
夕方や夜眠る前、長い間じっとしている時などに、脚に不快感があり、動かさずにいられなくなる病気です。これらの症状のため寝つきが悪くなったり、いったん寝ても目が覚めてしまったりします。日中にうとうとしている時やリラックスしている時に症状が出る方もいます。重症の方は眠りに着く前やリラックスしている時だけでなく、一日中症状が出たり、下肢だけでなく上肢にも症状が出たりします。また日中に足が重い感じが続く方もいます。下記のような訴えをされる方が多いです。
むずむずする。変な感じがして仕方ない。虫が這っているみたい。ほてる。ピリピリする。じんじんする。掻きむしりたい。かゆい。電流が流れている感じ。ピクピクする。
脚を叩いたり、足踏みしたり、歩き回ったり”脚を動かす”ことで不快感が弱まることが特徴です。日中の眠気などにつながることが多い病気で、日本人の約5%にレストレスレッグス症候群を認めると言われています。

●周期性四肢運動障害
足がりピクピク動くために時に目が覚めてしまう病気です。レストレスレッグス症候群に合併することが多いと言われています。この病気も眠っているにもかかわらず熟睡感が得られず、日中の眠気を引き起こしたりします。

●睡眠時こむら返り
日中に激しい運動をしたわけでもないのに、眠っている間によく脚をつる。この病気も周期性四肢運動障害と同様にレストレスレッグス症候群に合併することが多いと言われています。この病気も眠っているにもかかわらず熟睡感が得られず、日中の眠気を引き起こしたりします。

●睡眠リズム障害
睡眠時間をばらばらにしか取ることが出来ない病気です。

●睡眠時遊行症やREM関連睡眠障害
眠っている間にいわゆる夢遊病のような行動をとっているけど朝起きたらよく覚えていないなどの症状を引き起こします。睡眠剤をアルコールと一緒に飲むとこのような症状が起こることが多いといわれます。

●睡眠時無呼吸症候群
睡眠中にいびきが急に止まって息をしていない時間がある疾患です。中枢性のものと末梢性のものがあります。末梢性のものが大半で、急に体重が増えたりしたために気道がせばまり呼吸がしにくくなったために起こる病気です。自覚がない方もいますので、気になる方はご家族の方に睡眠中に息をしていない時間がないかを見てもらうといいでしょう。睡眠を充分にとっているはずなのに、日中眠い、疲れがとれないなどの症状がある方は要注意です。体重を減らすことが第一の場合が多いです。

 

 

不眠症は、主に自律神経系のバランスの乱れにより起こるとされていますが、自律神経が乱れる原因は様々です。

例えば、ホルモンバランスの乱れが原因だったり、現在や過去に強いストレスを受けていることが原因だったり、うつや双極性障害など精神性疾患を既に伴っているものだったり、その他にも多岐に及びます。

不眠が続けば日中に眠気を感じるようになり、やがて仕事のミスや事故にもつながってしまうでしょう。

眠れない日々が続くと、「今日も眠れなかったらどうしよう」と、眠ることにプレッシャーを感じるようになる場合も多く、悪循環が形成されやすいのも特徴です。

不眠症を治すための自律神経の整え方

(1)規則正しい生活をする

できるだけ就寝時刻、起床時刻、食事の時間を一定にしましょう。生活のリズムが整い、自律神経のバランスも整ってきます。

寝室の環境を整える、夕食の時間を早める等の早めに寝る準備をすることも大切です。寝る前はTV・スマホなどの画面から光の刺激を浴びないようにしましょう。頭をつかうような仕事・勉強は避け、リラックスする等の熟睡できるような努力も必要です。

(2)適度な運動を行う

適度に体を動かすことにより、、快感ホルモンと言われるセロトニンやドーパミンが分泌され、ストレスの解消に役立ち、自律神経が整ってきます。

例えばストレッチやウォーキングを上手にに生活に組み込んでみましょう。

(3)ぬるめのお風呂に入る

体を温め、リラックスしましょう。血流も良くなり、自律神経が整ってきます。

(4)ストレスをため込まない

からだがストレス(ストレッサー)をうけると、自律神経が関与します。交感神経は一般に「攻撃」(活動する神経)であり、副交感神経は「休息」(リラックスの神経)です。ほとんどの臓器がこれらの二重支配を受けているため、ストレスが長期にわたると自律神経が影響をうけてバランスが崩れ、心と体に不具合を起こすこともあるのです。

例えば趣味を楽しんだり、気分転換をして、上手にストレスを発散させましょう。

睡眠障害(不眠症・過眠症)は自律神経との関連が深い病気です。当院の鍼灸治療では自律神経のバランスを整えることで、睡眠障害の症状を改善していきます。薬を使わないので副作用もほとんどありません。

寝る前の環境を整えることが質のよい睡眠につながりますが、鍼灸治療も睡眠障害に対して高い効果を発揮します。

睡眠障害に対する鍼灸治療の効果は、国内・国外を問わず多くの研究データがあり、その有効性が明らかになっています。

鍼灸治療は、自律神経の乱れを整え、睡眠時間の延長や睡眠の質の向上、日中の眠気の軽減など、さまざまな悩みに対して効果を発揮します。

鍼灸は心身をリラックスさせる効果があり、それが睡眠にも影響していると考えられています。

「不眠症に悩んでいるが、睡眠薬があまり効かなくなってきた」「睡眠薬に頼りたくない、量を減らしたい」「薬の副作用が心配」と言う方は、ぜひ鍼灸治療をお試し下さい!

当院健康だより「鍼灸が身体に良い理由」も合わせてお読みください。

 

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