年末の「ぎっくり腰」|広島県廿日市市の宮内鍼灸整骨院

師走の字のごとく、寒さに身を縮こまらせながらも年末の大詰めに奔走する頃。
身体がこわばった状態で無理をしてしまい、ぎっくり腰を起こしやすい時期でもあります。

突然、腰に激痛が走るぎっくり腰。

この時期は大掃除などでぎっくり腰になってしまう患者さんが多く見られます。

ぎっくり腰は医学的には急性腰痛症といいます。

ぎっくり腰は筋肉の引きつりが原因になっている場合が大多数で、日常的に疲労が溜まった腰の筋肉が、不意に伸ばされたり、捻られた事がきっかけとなり、痙攣を起こすように固まっている状態です。

鍼でその原因の筋肉を刺激し、筋肉の引きつりを改善すれば、早期に改善が見られます。
急性腰痛には椎間板ヘルニアの場合もありますが、その場合も、鍼灸治療は有効です。

 

腰痛やぎっくり腰は未然に防ぐことがとても重要です。

寒い時期にはとくにからだを冷やさないことが重要です。

入浴はシャワーなどで簡単に済まさず、ゆっくりお風呂でリラックスしてからだを芯からあたためましょう。

普段の生活では、まず腰まわりを冷やさないこと、筋肉に疲れを溜めないこと、背筋をつけること、適度に運動し筋肉をほぐして緊張させないことなどが効果的です。

腹巻き、カイロなどで腰を温めることも有効です。

 

年末に向けて忙しくなるこの時期。

急な動作は避け、余裕を持った作業を心がけましょう。

大掃除の際は、一度にたくさんのものを運ばず、数回に分けて行いましょう。

無理な体勢は厳禁です。

充分身体をほぐし、なるべく暖かい日に、無理のない範囲で年末準備を行っていきましょう。

 

腰は動作の要。たびたび痛めるようになったらやっかいです。
腰に違和感を感じたら、早目にご来院下さい。

当院健康だより、「腰痛・ぎっくり腰に鍼灸」  「鍼灸が身体に良い理由」 も合わせてお読みください。