二十四節気「清明(せいめい)」|広島県廿日市市の宮内鍼灸整骨院

二十四節気のひとつ、「清明(せいめい)」とは、清らかで明るく、生き生きとした様子を意味する「清浄明潔(しょうじょうめいけつ)」を略した言葉。

草木の花が咲き始め、万物に清々しく新鮮な気があふれてきます。

清明の前後は雨が多く、身体の陽の気が上昇する時期です。

季節の変わり目の中でも、花粉や紫外線などの影響を受けやすくなる冬から春にかけては、特に肌荒れを引き起こしやすい時期となります。

 

春特有の肌荒れの原因とは

原因1 花粉

花粉と聞くと、鼻水や目のかゆみを引き起こすイメージが強いかもしれませんが、花粉は肌荒れの原因にもなります。

春は冬と同じくらい肌が乾燥しやすいため、肌のバリア機能が弱まり、デリケートな状態に。

その状態の肌に花粉が付着すると、肌荒れの元となってしまいます。

原因2 紫外線

冬のあいだは紫外線に対して無防備な生活を送りがちなため、春先はわずかな日差しでも肌が炎症を起こしやすくなります。

また、春は夏ほど日差しが強くないという理由で、外出時に紫外線対策をしない方も少なくありません。

肌は紫外線に弱く、ダメージを受けやすいもの。紫外線の強弱にかかわらず、通年にわたって紫外線対策を行う必要があります。

原因3 ストレス

春は就職や異動、引越しなど、環境が大きく変化する方が多い季節。

こういった変化だけでも、無意識のうちにストレスを受けているかもしれません。

ストレスや不眠は肌の代謝の低下やバリア機能低下の原因となり、肌荒れにつながります。

原因4 皮脂分泌

春は紫外線や花粉などの肌への刺激が増える一方で、汗をかきやすく皮脂の分泌が盛んになります。

その汗をそのままにしておくと余分な皮脂が毛穴につまり、雑菌が繁殖して炎症をおこし化膿します。それがにきび・吹出物なのです。

 

春特有の肌荒れの改善に効果のあるツボ

【曲池(きょくち)】

曲池は、手につながる経絡の途中にあるツボです。胃腸機能やホルモンバランスを整える効果、血流を促す作用などにより、健康的な肌作りをサポートします。

「曲池(きょくち)」ツボのとり方

手のひらを上にしてヒジを曲げ、内側にできた横じわの上で、親指側の先端です。親指でやや強めに押すのがポイントです。

「曲池(きょくち)」ツボ押しの効果

曲池は、手につながる経絡の途中にあるツボです。胃腸機能やホルモンバランスを整える効果、血流を促す作用などにより、健康的な肌作りをサポートします。

腸の働きを活発にして消化不良を改善し、老廃物の排出を促します。

肌荒れ、にきび、吹き出物、乾燥肌に効果があり、しみやくすみの改善も期待できます。

ひじ痛、テニス肘、腱鞘炎、腕の筋肉痛、頭痛などを改善する効果があります。

上半身の血行を促進するので、肩や首の痛み、肩コリ、首コリにもおすすめのツボです。

新型コロナウイルスの影響で、免疫力UPを気にする人が増えていますが、「曲池」は免疫力をアップするツボとして知られています。

免疫力を上げるツボ「曲池(きょくち)」

 

鍼灸が身体に良い理由も合わせてお読み下さい。

 

4月(清明・穀雨の頃)が旬の食べもの

野菜、果実:菜の花、わさび、春菊、キャベツ、アスパラガス、きくらげ、グリーンピース、こごみ、さやえんどう、さんしょう、ぜんまい、そらまめ、たけのこ、たらのめ、レタス、グレープフルーツ、夏みかん など

魚介類:かずのこ、とりがい、ひじき、ほたるいか、まだこ、くろたい、うるめいわし、にしん、めばる、ます、さわら、やまめ、いわな、さざえ、あさり、しじみ など

 

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