二十四節気「大暑(たいしょ)」|広島県廿日市市の宮内鍼灸整骨院

二十四節気のひとつ「大暑(たいしょ)」。

暑さが最も厳しくなるときです。

この頃から、一年の最高気温を更新するような日々が続きます。

猛暑が続く中、ときに激しい雷雨に襲われ、厳しい暑さの「夏らしい夏」を感じる日々のはじまりです。

大暑はちょうど夏の土用とも重なり、蒸し暑さは今がピーク。

その上クーラーで冷えたカラダに冷たい飲みもの、食べもので胃腸は悲鳴をあげ、カラダを動かすエネルギーがつくれなくなり、胃腸の働きはさらに低下します。

夏の土用は立秋の前の18日間をいい、ちょうど大暑と重なります。

高温多湿の夏をスムーズに乗り切るために、カラダは大量の熱やエネルギーを必要とし、その熱やエネルギーを生み出す胃腸をはじめとする消化機能をうけもつ「脾」の働きはピークがつづきます。

夏の土用には日々の生活の中で暴飲暴食などをつつしむようにとの警告でもあるのです。

梅雨明け後の1週間ほどは特に注意が必要です。猛暑にさらされ、かつ、地面の湿り気で湿度も高く、蒸し暑さがとてつもないものとなります。

昼間、屋外に長時間いると、熱中症の危険が大です。

引き続き、熱中症対策に気をつけて行きましょう。

 

寝苦しさが一番ひどくなるのもこの時期です。

寝不足は一気に身体の不調を引き起こします。

寝苦しい夜はエアコン、扇風機を使用し、快適な睡眠を第一に考えましょう。

接触冷感寝具も上手に併用すると、快適度がUPします。

 

7月(小暑・大暑の頃)が旬の食べもの

野菜、果実:うり、きゅうり、しそ、みょうが、なす、レタス、トマト、ピーマン、モロヘイヤ、青とうがらし、とうがん、ゴーヤ、梅、桃、すいか、青りんご、メロン など
魚介類:あじ、はも、黒だい、こち、うなぎ、あなご、あわび、ほや、しじみ など

 

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