二十四節気「夏至(げし)」|広島県廿日市市の宮内鍼灸整骨院

二十四節気のひとつ「夏至(げし)」。

一年のなかで最も昼の長い日ですが、夏至の頃は梅雨の真っ最中で、雨の多い時期。 太陽の姿を見ることのできる日は、そう多くはありません。

しかし、晴れた日の屋外は、蒸し暑さが相当なものとなります。

この時期はきゅうりを毎日いただくと良いです。体の芯を冷やしてくれます。

きゅうりには大事な栄養素があります。それはカリウム。

カリウムには、利尿作用があり、体内のナトリウム排出して、むくみの解消によく効くといわれます。

つまり、体内で不要な塩分を排出するため、血圧を正常に保つ効果があるのです。

高血圧の方には、症状の改善が期待できるお野菜です。

さらに、きゅうりの青臭さの正体「ククルビタシン」には抗ガン作用があることが知られています。

きゅうりにはその利尿作用の高さからもわかるように、体にこもった熱を排出し、体を冷やす効果があります。

夏バテにも効果があるということです。

今年の夏はきゅうりを食べて夏を乗り切りましょう!

当院健康だより「東洋医学で夏の養生」も合わせてお読みください。

 

反対に屋内ではエアコンで身体が冷えすぎることも。

エアコンがしっかり効いている部屋で丸1日仕事をしている方は、体の芯が冷え切っていることが多いです。

首、肩を冷やさないように、羽織る物を持っていたら良いですね。

下半身も冷やさないように気をつけましょう。

冷房病(クーラー病)の予防・改善法

 

身体が必要以上に冷えてしまったら、胃腸の働きも低下して温かい血液がめぐりません。
その結果、余分な水分がとどこおり、夏の「むくみ」や「冷え」を引きおこします。

冷えにより弱ってしまった身体を温めるには、お風呂です。

「身体が冷えているな」と感じたら、お風呂はシャワーで済ませずに、温めの湯に長く浸かり、しっかり身体を温めましょう!

当院健康だより「鍼灸が身体に良い理由」も合わせてお読みください。

 

6月(芒種・夏至の頃)が旬の食べもの

野菜、果実:いんげん豆、枝豆、おくら、きゅうり、ししとうがらし、大葉、つるむらさき、トマト、しょうが、みょうが、らっきょう、あんず、梅、びわ、さくらんぼ など

魚介類:あゆ、いわし、かじきまぐろ、かます、かわはぎ、かんぱち、きす、すずき、とびうお、イカ、くるまえび、ほや など