二十四節気「小暑(しょうしょ)」|広島県廿日市市の宮内鍼灸整骨院
二十四節気のひとつ「小暑(しょうしょ)」。
梅雨も明け、本格的な暑さが始まる頃。
高温多湿のこの時期は身体に溜まった水分の吸収がとどこおり、「むくみ」やすくなります。
通常、体内の水分は摂取と排出を繰り返しながら一定量に調整されています。
ところが、この循環(水分代謝)がうまくいかなくなり、血管やリンパ管が回収できなかった水がたまるとむくみになるのです。
夏のむくみをケアするには「水分代謝を高める」のがカギ。
日常生活では、体や胃腸を冷やさないよう心がけながら、水分を適切にとって汗や尿などでしっかり出すことが大切です。
むくみや冷えを気にして水分補給を控えるのはNG。夏は熱中症の危険があるので、こまめに水分を補給してください。
当院健康だより「東洋医学で夏の養生」も合わせてお読みください。
むくみにくい体になるには
水分は、できるだけ常温で
冷たい物をとる時は、先に温かい物をとっておくと胃腸に優しく冷え過ぎを避けられます。
足首、手首、首回りを冷やさない
ここが冷えると血液も冷えた状態で全身に回ってしまうので、靴下や長袖の羽織物、スカーフなどでカバーしましょう。
身体を温める食材を取り入れる
にんにく、生姜、ねぎは体を温めたり、発汗を促したりするのに効果的な食材です。
冷たい料理には薬味たっぷりで体を冷やさない工夫を。薬味やスパイスは、塩分控えめでも味が引き締まって、美味しくいただけます。
その他、巡りのよい体になるためにはウォーキングなどの運動で発汗を促したり、足腰の筋肉を鍛え、維持することが大切です。
下半身に筋肉がつくと、血流や水分代謝が活発になり、むくみにくい体になります。
当院健康だより「鍼灸が身体に良い理由」も合わせてお読みください。
7月(小暑・大暑の頃)が旬の食べもの
野菜、果実:うり、きゅうり、しそ、みょうが、なす、レタス、トマト、ピーマン、モロヘイヤ、青とうがらし、とうがん、ゴーヤ、梅、桃、すいか、青りんご、メロン など
魚介類:あじ、はも、黒だい、こち、うなぎ、あなご、あわび、ほや、しじみ など
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