夏バテにも効果のあるツボ「老宮(ろうきゅう)」|広島県廿日市市の宮内鍼灸整骨院

「身体がだるい」「疲れやすい」「集中力がない」「頭痛」「不快感」「食欲不振」といった症状が現れるのは、いわゆる夏限定の慢性疲労=夏バテです。

夏バテのおもな原因は2つです。

①体温の変化が厳しい

通常の体温は36~37℃ですが、暑くなり体温が上昇すれば汗をかいて体温を下げます。
汗は体内のミネラル分も同時に体外に放出するので、そのときに大量にミネラルが失われます。それが原因となって、体調バランスが崩れて疲労感を感じやすくなります。

②栄養の吸収が悪くなる

外気の暑さによって消化酵素の効力が低下します。これによって栄養の吸収が悪くなり、食欲不振を起こします。また、暑くて冷たい飲み物を多く飲むことが増えるので、胃腸は冷えて消化不良を起こしやすくなります。

猛暑や台風という気候だったり、外の暑さと、冷房の効いた電車や建物内部との気温差に体がついていかず、夏風邪をひいてしまったり、だるさを感じたり湿気の多いこの時期は、“夏の疲れ”を感じている方も多いのではないでしょうか?

そんな時には、足や手、お腹にある夏バテ解消のツボを刺激して、体のだるさを和らげてみましょう。暑いからといってシャワーで済ませず、ぬるめのお風呂につかりながら、頭の中を真っ白にしてゆっくりツボを押してみましょう。
自分でゆっくりとツボを押すことそのものが、副交感神経を活発にして、体調回復のきっかけになります。

 

 

【老宮(ろうきゅう)】・・・パソコンによる手の疲れ、全身の疲れ、精神的な疲れに効くツボ。多汗にも効果があります。

血行をよくして酸素供給量をふやすので、疲れに効き、循環器系統を保護する作用もあります。

副交感神経を優位に働かせる作用もあるので、あがり症や、のぼせ・あせりなどによる多汗にも効果が。

手から腕の疲れ、だるさ、心身の疲れ、緊張緩和、夏バテ予防等におすすめのツボです。

緊張しそうな状態の時は労宮を刺激して心を落ち着かせるといいですよ。

 

「老宮」のツボは、手のひらの中央よりやや親指寄り。軽く手を握ったとき、中指の先が手のひらにあたるところで、親指の付け根と同じくらいの高さ。

親指でかなり強く押しても大丈夫。

5秒間じっくり押してゆっくり離すのを、両手5回ずつ。多汗の改善には一日2回ほど、疲労回復の場合は疲れを感じた時に。

ボールペンなどを使ってツボ押しするのもおすすめです。

押すと強い痛みがある場合は、無意識のうちに心やカラダが緊張状態に陥っている可能性もあります。

 

自分の体のツボを知り、セルフケアにお役立て下さい!

 

院健康だより「鍼灸が身体に良い理由」も合わせてお読みください。

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