立春の次にやってくる二十四節気が雨水です。

空から降る雪は雨へと変わり、積もった雪や氷は溶け、山では溶けた雪がせせらぎへと変わっていきます。

ようやく凍えるような寒さが、一瞬、緩むような日が訪れます。

ただし、この時期は一日ごとの気温差が激しい時期でもあります。

「三寒四温」という言葉は、まさにこの時期のもの。

寒い日が3日続き、その後、暖かい日が4日続く、そんな気候を交互に繰り返しながら、本格的な春の到来を待ちましょう。

四季の中で最も待たれる季節ですが、「花粉症」が原因で春が苦手という人も増えています。

日本人の4人に一人が症状を訴える花粉症は、スギ、ヒノキなどの植物花粉による季節性アレルギー鼻炎と定義されていますが今ではイネ、ブタクサなど、その原因となる植物も増えています。

同じ環境にいても花粉症になる人とならない人がいるのは、もともとの体質、その時のカラダとココロの状態が違うからです。

従って花粉症の治療も症状を抑えるだけでなく、体質改善から取組む必要があります。

東洋医学では内臓の働きとココロの働きは密接に関係していると考えます。

花粉症と最も関係の深いのは消化器と呼吸器ですが、「怒る」「思い悩む」ことが多くなると消化機能が低下します。

消化器は栄養と水分を腸で吸収して、全身にめぐらせる働きがありますので、消化器が弱ると水のめぐりに乱れが生じます。

鼻は呼吸とともに外からの刺激物を防御する機能があり、目も同様、粘膜=水でおおわれていますので、水のめぐりが乱れるとくしゃみ、鼻水、目のかゆみなどの症状がおきるのです。

この時期、胃腸を刺激する食べもの(チョコレート、肉や乳製品など動物性脂肪、香辛料など)は粘膜が過敏になりやすいので控えるように心がけましょう。

花粉症に効くツボ「合谷(ごうこく)」

首から上の症状全般に効くので、鼻水・鼻づまりから、目のかゆみや充血、顔のむくみ、頭痛など、花粉症のさまざまなツラい症状の改善に効果が期待できるオールマイティなツボです。

親指と人差し指の骨の付け根の合わさったV字になっている所にあり、押すと圧痛があります。

片方の手の人差し指と親指ではさんで適度な力で揉みましょう。

ちょっと疲れているときにも効果を発揮する万能ツボでもありますが、特に花粉症による目の充血にはよく効きます。

 

2月(立春、雨水の頃)が旬の食べもの

野菜、果実:たらの芽、ふきのとう、せり、かんぞう、セロリ、菜の花、わらび、ブロッコリー、カリフラワー、いよかん など

魚介類:さわら、さより、いいだこ、あいなめ、白魚、わかさぎ、あさり、甘エビ、ずわいがに、はまぐり、しらうお、鯛、わかさぎ、あおやぎ、あんこう など