二十四節気「芒種(ぼうしゅ)」|広島県廿日市市の宮内鍼灸整骨院

二十四節気のひとつ、「芒種(ぼうしゅ)」。

芒(のぎ・ぼう:イネ科の植物の穂先の部分)のある植物、つまり、稲や麦などの種を蒔く頃、という意味です。

実際には種蒔きは終わり、田植えがはじまる頃。

農家の人は畑から目が離せなくなる忙しい時期です。

そして西のほうから、いよいよ梅雨がやってきます。

梅雨は、文字通り雨の日が増えるため高温多湿になり不快指数が急上昇します。

また気圧の変化が激しくなります。

そのためこの時期には、持病の頭痛やめまいが悪化する人が非常に多くなります。

冷たい飲み物やアルコールの消費量が増えることも手伝って、胃腸の不調も長引きやすくなります。

ムシムシするので気分の不快度も上がりやすく、イライラや落ち込み、不眠症状などが悪化しやすくなります。

こうして梅雨に「隠れ疲労」がたまっていきます。

「隠れ疲労」がたまっているところに暑さが加わると、体力消耗が一段と激しくなります。

不快な梅雨をなんとか乗り切ったとしても、今度は本格的な夏の到来です。

気温の上昇に伴い冷房をガンガン使用する様になるため、外気と室内の温度差が大きくなって、さらに自律神経系に負担がかかっていきます(自律神経系は5度以上の気温差があると、疲労しやすくなるといわれています)。

7月以降の真夏にはこうした環境のストレス度が一段と高まっていくので、体力消耗がより激しくなるのです。

「隠れ疲労」克服のため意識したいこと

(1)「上質な睡眠時間」の確保

(2)食事はできるだけ時間をかける

(3)1日に何度かはリラックスタイムを

不快指数の高い梅雨から夏を乗り切るために、ご自身の心と体に対して、しっかり丁寧にケアしてあげましょう。

鍼灸が身体に良い理由も合わせてお読み下さい。

 

6月(芒種・夏至の頃)が旬の食べもの

野菜、果実:いんげん豆、枝豆、おくら、きゅうり、ししとうがらし、大葉、つるむらさき、トマト、しょうが、みょうが、らっきょう、あんず、梅、びわ、さくらんぼ など

魚介類:あゆ、いわし、かじきまぐろ、かます、かわはぎ、かんぱち、きす、すずき、とびうお、イカ、くるまえび、ほや など

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