秋の花粉症、アレルギーにも鍼灸|広島県廿日市市の宮内鍼灸整骨院
現在、日本人の4人に1人が花粉症だといわれています。
都心だと大気汚染の影響もあり、半数近くの人が花粉症なのだとか。
花粉症とは、スギやヒノキなどの植物の花粉が原因となって、目のかゆみ、くしゃみ・鼻水などのアレルギー症状を起こす病気です。
症状としては、個人差はありますが目のかゆみや、鼻水、鼻づまり等が一般的です。
秋の花粉症もあります。
ブタクサ、ヨモギ、カナムグラなどの雑草の花粉が原因です。
また、秋はハウスダストも増える季節です。
ハウスダストによるアレルギー性鼻炎にも鍼灸は有効です。
今回は、花粉症に効果的なツボを用いたセルフケアを紹介します。
ツボ押しは、夜寝る時に楽な姿勢で行うのがおすすめです。特に鼻づまりのまま寝ると、就寝中に口呼吸になって翌朝頭痛になることが多いので、ツボ押しで鼻づまりを軽減してから寝るようにしましょう。
ツボを押すことで血流がよくなって、副交感神経が刺激され、リラックスするので安眠にもつながります。
首から上の不快な症状を和らげるツボ
「合谷(ごうこく)」
首から上の症状全般に効くので、鼻水・鼻づまりから、目のかゆみや充血、顔のむくみ、頭痛など、花粉症のさまざまなツラい症状の改善に効果が期待できるオールマイティなツボです。親指と人差し指の骨の付け根の合わさったV字になっている所にあるので、初心者でも分かりやすいツボといえます。片方の手の人差し指と親指ではさんで適度な力で揉みましょう。
鼻づまりを緩和するツボ
「迎香(げいこう)」
犬歯の根本に位置し、左右の小鼻のくぼみにあるツボ。ここに人差し指と中指を引っかけるようにして下に強く押すと、鼻の通りがスッとよくなり、鼻づまりの改善に役立ちます。
ツボを押している間は鼻呼吸をするようにして下さい。
また、「トドマツの精油が花粉症に効果的」との研究結果もあるようです。
トドマツの精油とは、北海道などに生息するマツ科モミ属「トドマツ」という植物の葉から抽出した精油です。
これがなぜ花粉症に効くのかというと、トドマツの香りには、「花粉をコーティングする」「花粉が狂暴化する原因である大気汚染物質を無力化する」という2つの効果があるからです。
実験によると、花粉症患者が、トドマツの精油を塗ったマスクを着用すると、塗布「あり」と「なし」では、症状に大きな差が出たことが明らかになっています。
食品だと酢酸菌を摂取するのが良いのだとか。
酢酸菌は、黒酢、バルサミコ酢、香酢、にごり酢に多く含まれています。
それらの酢をヨーグルトに混ぜて食べると効果がアップして良いそうです。
ツボ押しと平行して、これらを取り入れると良いですね。
根本的な体質改善に、鍼灸治療
東洋医学の鍼灸治療は、花粉症のくしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどの不快な症状の緩和に優れた効果を発揮するだけでなく、治療を継続的に行なうことにより、身体に元来備わっている自然治癒力を強化し、アレルギー体質を根本的に改善していくことができます。
花粉症は目や口から花粉(アレルゲン)が入ることで発症し、身体が過敏に反応してしまった結果様々な症状を引き起こします。
そしてアレルギー体質の方が発症しやすいです。
薬を使った治療では、かゆみ、炎症を抑えるものを使いますが効果が切れてしまえばまた元に戻ってしまいます。
鍼灸では、そもそもの原因になっているアレルギー体質にアプローチしていきますので、同じ花粉症に悩んでいる方の治療でも一人一人使うツボが違います.
個人差、体質の差を重視しアレルギー体質という原因にアプローチするためです。
そしてなにより副作用がないので安心して受けて頂けます。
早めに継続治療を行うことによって、花粉症の時期の症状が楽になります。
薬を飲み続けたくない方、薬の副作用が心配な方、根本的な体質改善をしたい方は、ぜひ鍼灸治療を!
当院健康だより「鍼灸が身体に良い理由」も合わせてお読みください。
廿日市の宮内鍼灸整骨院(はり灸・小児はり・整骨)|肩こり 腰痛・ぎっくり腰 肘・膝の痛み 神経痛 アレルギー改善 スポーツ外傷 睡眠障害 全身調整・・・他
しっかり治したい方に・・・。宮内鍼灸整骨院は、院長 武井 拡が、患者さん一人ひとりに合った治療をしっかりと行います。