IMGP1992 (2)こんにちは!広島県 廿日市市 宮内鍼灸整骨院 の 副院長です。

2017年度の高校剣道界では、宮崎県立高千穂高校の活躍が話題となりました。

今年度玉竜旗では準優勝。林拓郎選手(3年)、清家羅偉選手(3年)が優秀選手賞に選ばれました。

そして宮城県で行われた第64回全国高等学校剣道大会(2017年度インターハイ)において26年ぶりとなる優勝の栄冠を手にし、清家羅偉選手(3年)が優秀選手に選ばれました。

高千穂高校剣道部は昭和61年、インターハイで男女ともに優勝を手にする快挙を成し遂げました。

当時の監督であった故・吉本政美先生にフォーカスをあて、高千穂高校剣道部の一年間を追った映像「だいこんに花が咲いた」という伝説の番組があり、期間限定でYouTubeで観ることができると拡院長が教えてくれ、家族で拝見させていただきました。

映像が進むにつれ、吉本政美先生の苛烈でありながら人間味溢れる指導に目を奪われ、言葉を失いました。

映像の中で吉本先生は、遠方で自宅から通えない部員の為に先生の自宅を寮として改築し、20数名もの部員を住まわせていました。

吉本先生の奥様、お母様も部員の食事、学校に持参するお弁当を作り、一家で剣道部員を支えていました。

学校が休みの日は遠征に行くことが多かったらしく、映像の中でも吉本先生自らが剣道部専用バスを運転し、16時間かけて和歌山県まで遠征に行っていました。帰りも16時間かけて朝方になって高千穂に到着。そのまま朝練、そして授業、放課後はいつも通りの稽古と、部員も大変だったでしょうが、運転を交代することなくずっと運転していた吉本先生には頭が下がります・・・

そして先生の厳しい指導に懸命について行く生徒たち。稽古は年間を通じてほぼ毎日行われ、休みは一年に1,2日しかなかったそうです。

青春を剣道に捧げていた高千穂高校剣道部の部員たちと魂を削るほどの情熱で指導していた吉本先生の姿を観ながら、私が高校で剣道をしていた頃、もっと真剣に剣道と向き合っていれば得るものも大きかったのだろうな・・・と感じました。

指導者として、教育者として、吉本先生が生徒に掛ける言葉には心に留めておきたいものがいくつもありました。

中でもインターハイで高千穂高校男子団体が意にそぐわない負け方をしてしまった時、悔し涙を流す部員たちに向かって「あまりにもと感じるほどの事がある。それが世の中だ。けれどもおまえたちがこういう負け方をしたからといって剣道を嫌いになって欲しくない。剣道は悪くない。剣道は自分にいろんな事を教えてくれる」との言葉は、いっしょに観ていたうちの子どもの心にも響いたようです。

故・吉本先生の指導を受けた元剣道部員たちは、警察職員・教育者・指導者と、いろいろな場所で有名な剣道家になられています。

「だいこんに花が咲いた」本当に心に響く映像を観させてもらいました。

吉本政美先生の生き様を知ることが出来、自分自身の財産になりました。吉本先生ありがとうございます。